オレキシンによる体重制御の仕組みを解明 ~運動と摂食とエネルギー消費のバランス ~

オレキシンはもともと食欲を促進するペプチドとして見いだされました。オレキシンが働かないと肥満することが知られています。
ではオレキシン1型受容体と2型受容体はどのような役割をもつのでしょうか?
 各オレキシン受容体欠損マウスを調べたところ、1型受容体は美味しいものを食べたい欲求に、2型受容体はエネルギー代謝を調整して太りにくくしていることがわかりました。
 また、普通のマウスは回し車付きのケージで飼育すると肥満しにくくなりますが、オレキシンが働かないマウスは同じ環境でも肥満しました。オレキシンは運動と体重制御の調整役を果たしているようです。この研究成果は、抗肥満薬の開発のほか、運動と食事を通した健康なライフスタイルの確立につながるものです。

 

Kakizaki et al. iScience 2019🔗

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