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パッと目覚めるために視交叉上核で働くキナーゼ
SIK3 in the suprachiasmatic nucleus is required for rapid arousal -
睡眠の量と質を制御する仕組み Kinase signalling regulates sleep quantity and depth
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柳沢さん Breakthrough Prizeを受賞
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柳沢さん 時実利彦記念賞を受賞
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幼若期以降の神経細胞におけるタンパク質リン酸化酵素の遺伝子変異が眠気を増強するSik3Slp allele induction in mature neurons is sufficient to increase sleep
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腸内細菌がいなくなると睡眠パターンが乱れるGut microbiota affects sleep/wake architecture
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高用量のオレキシン拮抗薬投与がナルコレプシー症状を誘発する High doses of orexin antagonists induce narcoleptic symptoms
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サリドマイドの催眠作用と催奇形性は独立している Hypnotic effect of thalidomide is independent of teratogenic effect
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柳沢教授還暦お祝い
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柳沢教授文化功労者顕彰
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オレキシンは運動と摂食のエネルギーバランスを調整するOrexin neurons modulate energy balance between appetite and exercise
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マウス漫画 Mouse Comic
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C57BL/6マウス
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SIK3-Sleepy変異マウスの睡眠異常 SIK3 (Sleepy) mutant mouse
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レム睡眠行動障害モデル Animal model of REM sleep behavior disoder
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睡眠の順遺伝学 Forward genetics analysis of sleep in mice
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睡眠負債の生化学 Biochemistry of sleep need
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リン酸化酵素SIK3の1アミノ酸置換で睡眠要求が増大する Heterozygous one amino-acid substition of SIK3 increases sleep
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脳の性差を形成する最上流遺伝子を発見 Ptf1a is required for sexual differentiation of the brain
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マウスにおける正常妊娠と子癇前症での睡眠変化 Sleep during pregnancy and pregnancy-associated hypertensive mice
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朝日賞受賞
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睡眠負債の社会的経済的コスト Cost of insufficient sleep
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完璧な睡眠の神話 Sleep myth
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想像力と夢の力 Imagination and Dream
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ベルツ賞受賞 Bälz Preis
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NalcnDreamless変異マウスはレム睡眠が分断化する A mutation in NALCN disrupts REM sleep
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オレキシン受容体アゴニストが敗血症に有効 Therapeutic potential of orexin receptor agonist for sepsis
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3D-CTを使ってマウスの全身をチェック Physical examination using 3D-CT
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細胞内カルシウムイメージング Calcium imaging
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オレキシン受容体作動薬 Orexin receptor agonist
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オレキシン Orexin
News
Natureパッと目覚めるために視交叉上核で働くキナーゼ
SIK3 in the suprachiasmatic nucleus is required for rapid arousal人はしっかり眠った後にパッと目覚めて、午前中を職場や学校で生産的に過ごします。同様に、マウスも眠って過ごす明期(昼間)から、活動期である暗期(夜間)への切り替わり直後に、最も覚醒度が高くなり活発に動き回ります。しかし、睡眠後のしっかり... Nature睡眠の量と質を制御する仕組み Kinase signalling regulates sleep quantity and depth
リン酸化酵素SIK3が睡眠制御の鍵になることを報告していましたが、SIK3の形成している分子シグナルや、SIK3がどのニューロンタイプを介して睡眠を制御しているのかは不明でした。ランダム変異マウスの睡眠スクリーニングにより樹立されたSleepy2変異家系は... Event柳沢さん Breakthrough Prizeを受賞
https://www.youtube.com/watch?v=EsL6HtfQlPE 柳沢正史教授が自然科学における国際的な学術賞「ブレークスルー賞」の2023年生命科学部門受賞者に選ばれました。柳沢教授は新規生理活性ペプチド「オレキシン」を発見し、オレキシン欠乏が過眠症「ナルコレ... Event柳沢さん 時実利彦記念賞を受賞
柳沢正史教授が2022年度第24回時実利彦記念賞を受賞しました。「フォワード・ジェネティクスによる睡眠 - 覚醒制御機構の解明」をはじめオレキシン発見を含めた睡眠科学への貢献が評価されました。NEURO2022において授賞式が行われ合わせて受賞講演を行い... Science幼若期以降の神経細胞におけるタンパク質リン酸化酵素の遺伝子変異が眠気を増強するSik3Slp allele induction in mature neurons is sufficient to increase sleep
毎日7時間眠っている人が夜5時間しか眠れないと翌日は眠くなりパフォーマンスも落ちます。これは「睡眠恒常性維持機構」の働きにより、必要な睡眠量が取れない時に睡眠の深さや時間を調節して不足した分を取り戻そうとするためです。しかし、睡眠恒常性維... Sleep腸内細菌がいなくなると睡眠パターンが乱れるGut microbiota affects sleep/wake architecture
小川雪乃博士(農業・食品産業技術総合研究機構)、福田真嗣特任教授(慶應義塾大学)との共同研究により、抗生物質の経口投与により腸管内に生息する腸内細菌を除去すると、睡眠パターンが乱れることを明らかにしました。 腸内細菌叢を含む腸内環境は、... Orexin高用量のオレキシン拮抗薬投与がナルコレプシー症状を誘発する High doses of orexin antagonists induce narcoleptic symptoms
オレキシンの拮抗薬であるベルソムラ®やデエビゴ®は不眠症の治療に使われます。この拮抗薬には、オレキシンの覚醒機能を弱め睡眠へ導入する効果があります。しかし、オレキシンの働きを「完璧に」ブロックしてしまうと、情動脱力発作(カタプレキシー)や... Scienceサリドマイドの催眠作用と催奇形性は独立している Hypnotic effect of thalidomide is independent of teratogenic effect
サリドマイドは優れた睡眠・鎮静薬として1950年代に発売されましたが、四肢形成不全などの深刻な副作用のため、使用されなくなりました。 サリドマイドの催奇形性を誘発するメカニズムとして、サリドマイドがセレブロン分子に結合することによる、ユビキ... Event柳沢教授還暦お祝い
2020年5月25日に還暦を迎えられた柳沢さんに赤い装いをお贈りしました。コロナ下ですので、緑眩しいIIIS棟のテラスで、ささやかにマスク付きの集合写真となりました。 還暦を迎えられても、アクティブに研究、教育に邁進されている柳沢さんととも... Event柳沢教授文化功労者顕彰
柳沢正史教授が令和元年度文化功労者に選出されました。 強力な血管収縮作用を有する生理活性物質「エンドセリン」と睡眠覚醒を制御している神経伝達物質「オレキシン」を発見し、その作用機構を解明するとともに、ヒトの疾患との関わりを明らかにし、革...